小学1年生2 WISC-スリー心理検査7月25日。心理検査を受ける。「WISC-スリー」という心理検査。 どのような検査かというと、 一般知能を言語性IQ、動作性IQ、全検査IQの3種類のIQと下位検査プロフィールにより測定。 知的発達の状態を評価点プロフィールで表示することで「個人内差」という観点から分析的に診断し、LD(学習障害)児や知能の遅れのある子どもの指導に有効な資料を提供できる。 言語理解、知覚統合、注意記憶、処理速度の4つの郡指数により発達の特徴も把握できる。 というようなもの。 大体2時間くらい、息子はこの検査を受けていたかしら。 マンツーマンで、質問されながら、じゃあ次は~・・ という感じなのだと思う。 今回はワタシは席をはずしていたのだけど、前回がそうだったから。 しゅんくんにしてみたら、お勉強クイズ~! という感じ?終った後、「またやりたいな~」なんて言葉も出るくらい。楽しんでやる。 ワタシは、娘と暇つぶし。 この日は検査結果は教えてもらえなかった。 もともと、結果は面接で、後日という事だったので。 早く結果を聞きたかったけど、予定が合わず、 1週間後になった。 面接には、息子はいない方がいいだろうと思った。 娘もいるとじっくり集中できないと思ったので、 娘も大好きなお友達お母さんに、二人をお願いする事にした。 そして1週間後、面接に行く。 ・・・・・・・・・・ お友達にこどもたちをお願いして、一人で結果報告のための面接に出かける。 8月1日のこと。 結果について話し始める。 とても言葉を選んでいるようだった。 「今までに、病気の名前とか言われた事はありますか? お母さんは、彼の状態について、 何か心当たりの病名とか、そういうのはありますか?」 など聞かれた。 ワタシに心の準備があるのか、確かめているようだった。 ワタシは、 LDととても共通する事が多いので、多分そうではないかと考えています、 と、具体的な例を挙げて答えた。 すると、先生も、分かっているんだな、と思われたのか、 「そうですね。。。」 といった感じで、結果を話し始めた。 自分が努力しても出来ない、ということへの傷つき(二次的障害)が少なくすむ内に、息子に合った学習方法で勉強していった方がいい、と言われる。 が、そこは遠い。 平日の学校が終わったとに通うのはとても無理。 まだ1年生だし。。 LDなどは、国内ではまだまだきちんと対処できる専門機関が少ないそうだ。 ワタシの住むこの辺でも、 きちんとしたプログラムを組めるのは、そこかもう一つ二つしかないらしい。 (これは、専門家の友人から聞いた話) とりあえずは、夏休みなどの短期集中プログラムだけの参加・・という形にしようかと思った。 「LD」だと言われて、 あぁ、やっぱりそうか・・と思った。 話を聞きながら、瞳がわずかに潤んできたのを感じた。 でも泣かなかった。 最後まで、笑みを浮かべながら話をしてきた。 家に帰ってからも、泣かなかった。 数日過ぎたときに、 「なんでワタシは泣かないんだろう?」 「泣いたっていいんじゃないのかな?」 そう思った。 本なんかを読んでみても、聞いたその場で泣き崩れてしまう場合もあるようで。 だから、先生も慎重にお話を始めたんだろうなと思った。 ワタシは・・・ 息子の将来に不安を感じたけど、 でも、息子は、発達障害だと分かってからも、 今までと変らない。 いつもと同じ息子だった。 だからワタシたちの周りの空気も変らなかったし、 ワタシ自身も変らなかった。 |